東京23区・東京西部方面エリア版

インタビュー

先生の得意分野を教えてください。

得意分野。といわれると、「全顎的に予知性の高い治療」を目指しているので、なかなか難しい質問ですね（笑）。あえて言うなら、私は補綴出身なので、セラミック治療、予知性の高い審美修復は得意です。審美という部分で、女性の患者様が非常に多いですね。セラミック治療をご希望される方が多いです。あとは矯正治療にホワイトニングといった感じです。実際、場所柄、高齢者の方が多いのですが、最終的に、ただ病気を治して終わりというのではなく、審美的な部分も得意としているため、お口の中が健康になったところで、お口のことに対する審美面も気にされて、審美治療をご希望される方が多くなっているのだと思います。当院ではそういう意味で、デンチャーから審美治療まで、トータルでカバーしていますね。

口腔全体の健康を見つつ、予知性の高い治療を大切にされているのですね。

そうですね。保険治療から、自由診療まで広くカバーしています。私としては、予防をしっかりしていく中で、良く噛めること、このことをしっかりとサポートした上での審美性という考えです。しっかりやらなければならない治療を行った上での審美性という事ですね。せっかく良い治療をしても長持ちできなければ意味が無くなってしまいますよね。ですので、ただ単にキレイな歯にするという意味での審美治療ではなく、治療したはいいけど１～２年ですぐ壊れてしまうようでは意味がないので、長期的にしっかり噛めて長持ちする治療と、日々のケア、予防といった部分で、さらに長持ちさせていく、そういったことをとても大切に考えています。

長期的に良好に機能することが結局大切ですよね。

そうです。特に審美修復となると、質の高い治療となりますので、保険治療よりも費用がかかるわけです。せっかくの美しい歯にしたわけですが、人工物ですので長持ちさせるためにはメインテナンスが大切です。それで、メインテナンスは定期的に歯科医院に行くという行動が伴いますから、患者様のモチベーションが大切になります。そのモチベーションまでしっかりと管理、モチベーションアップまでできてこその歯科医院、歯科医師、スタッフだと考えてます。健康に、良く噛めて、美しい歯を一生使って頂くためには、そのことがとても大切なんです。

そういったモチベーション管理に特に工夫はありますか。

まずはメインテナンス、予防に対するモチベーションがあがるだけの口腔環境を作り出します。そこからですね。そこからモチベーションが上がるように頑張ります。まず私の場合はたくさんお話をしますね（笑）。患者様とたくさんコミュニケーションをとる。歯科医院経営としてはダメなんでしょうね（笑）。でもとてもそのことを大切にしています。

他に大切にされていることはありますか。

先ほどお話させて頂いた、良くお話しするにつながりますが、患者様に先が見えるようにしてあげることを大切にしています。今治療のどの段階なのか、ゴールはどのあたりなのか、そのあたりが分からないとモチベーションなんかあがりません。しっかりその辺りも、毎回毎回患者様とよくお話して、「あ、次回型を取るんだな」とか「あ、その次に詰めて、だからそろそろ終わりだな」とか、しっかり先がわかるように心がけています。ただ欠点は時間を取る点ですね（笑）。でも私はこのことは今後もしっかりやっていきます。

最後にメッセージなどをお願いします。

さまざまな土地で勤務してきた私が、荒川で開業するに至ったのは、一重に「自分の生まれ育った地域に恩返しをしたい」という思いがあったためです。このあたりは下町特有の気さくで情に深い方が多く、自分の気質ともよく合っていて、この地に開業できたことを嬉しく思っています。自分自身のやりたい環境で仕事ができていることがとても充実につながっています。今後の私の目標は、地域（荒川、東日暮里、南千住、町屋、尾久）に根差した医療を提供して、「吉田先生になら安心して診てもらえる」と皆様に思っていただけるようになること。しっかりと時間をかけて問診し、丁寧な治療を心がけてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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