東京23区・東京西部方面エリア版

インタビュー

先生の得意分野はどのようなものになりますか

得意分野というか、全ての治療をしっかりできるように研鑚してきたので、難しい質問ですね。そうですね、あえてと聞かれたら、インプラントとエンド（根の治療・根管治療）が得意といえますね。本当に、インプラントもエンドもデンチャーも、口腔外科も何でもしっかりやっているので、得意分野といってよいのか微妙ですが（笑）。

インプラント治療については

インプラントのメーカーは、京セラ、ネオバイオテックを取り扱っています。わたしは元々大学院でも口腔外科口座をとりましたし、解剖を熟知していますのでインプラント手術は得意といえますね。当院では、はじめにしっかりと問診を行い、インプラントを入れたい理由やご要望をお伺いします。もちろん、お口の中の環境によってはすべてのご要望にお応えできない場合もありますが、まずはしっかりと問診を行うことが大切であると考えています。また、インプラント治療は、インプラントを埋め込んだ後はご自身の歯のように使用できる素晴らしい治療法といえますが、誰でもすぐに行えるものではありません。問題がある場合は先に治療を行い、身体やお口の中の環境を整える必要があります。家を建てるときの地盤づくりのように、インプラントを埋め込むためにはしっかりしとした土台（身体・口内）づくりがとても重要であると考えています。

ヒューマンブリッジという治療もやられているのですね

これまで、失った歯を補う治療法として行われている「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」には、それぞれ一長一短がありました。「ヒューマンブリッジ」は、これら従来の治療法の欠点を改善した第四の選択肢として注目されている治療法といえます。まだ日本では対応している歯科医院が少ない中で、当院はいち早くこの治療法を導入しました。ヒューマンブリッジは、従来のブリッジのように歯と歯の間に橋のように人工歯を渡して、失った歯を補う治療法ですが、その最大の特長は、隣り合った歯をほとんど削らないということです。従来のブリッジでは、歯を失った部分の両隣りの健康な歯を土台とするために大きく削らなければなりませんでしたが、ヒューマンブリッジではそのようなことは必要ありません。これは、特殊な金属によるパーツを用いることで可能になっています。健康な歯を出来るだけ削りたくない方、入れ歯の装着を煩わしく感じている方、インプラントの手術に抵抗がある方は、是非当歯科医院へご相談に来て頂きたいと思います。

マイクロスコープを使用した根管治療も得意とされているのですね

そうですね。根管治療は、むし歯が重度まで進行してしまった場合にも歯を抜歯せずに残すための重要な治療ですが、マイクロスコープ（歯科用顕微鏡）を用いることでより精密な根管治療を行うことができます。これまでは歯科医師の経験や勘によって手探りで行われていた根管治療ですが、マイクロスコープでの根管治療では、歯の内部を拡大視野下でしっかり確認しながら治療できるため、歯の削りすぎを防ぎながらもむし歯の感染部分をしっかりと取り除き、むし歯の再発リスクを下げることが出来ます。ただしマイクロスコープを用いた治療は健康保険適用外の治療になりますが、保険診療に比べると治療費はかかりますが、根管治療の成功率は格段に上がります。

最後に一言お願いします

当院のコンセプトは、人にやさしい医院づくりです。院内はバリアフリーにしておりますので、ベビーカーや車いすをご利用の方も問題なく移動していただくことができます。また、靴の履き脱ぎの大変な方にもご負担をおかけしないよう、靴を履いたままお上がりいただくことができます。診療に際しては、分かりやすい説明と丁寧な対応を心がけ、思いやりの心を大切にしながら取り組んでまいります。新しい歯科医院へ行くのは抵抗があると思いますが、どのようなことにも真摯に応えたいと思っておりますので、ぜひご相談ください。

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