インタビュー
島倉院長の主軸となる治療の考え方は何ですか
私が常に意識していることは、とにかく「歯を残す」治療ですね。いかに大切な天然の歯を残すか。ですから、当院では、インプラント治療も広義において歯を残すという考えによります。他の健康な歯を守るために、インプラントが必要になることがあるのです。当院の姿勢として、大切な天然の歯を残していくためには、当然、治療方法として引き出しが多いほうが良いですから、インプラントはもちろんのこと、ブリッジ、入れ歯、歯牙移植など、様々な治療を徹底的に追求してきており、各種治療に精通しております。インプラントはその中の一つの選択肢として捉えていただければと思っています。
治療の選択肢はたくさんある方が良いですが、ただその中で、いま目の前にいる患者様にどの治療方法がベストなのかというのは、その患者様の年代や食生活、ご職業、あるいは食べ物の嗜好など、全てトータルで見た上で、その患者様であればこういう治療がベストなのではないか、ということをご提案させていただいております。ただ、患者様にも治療のご希望があるかと思いますので、患者様と綿密なコミュニケーションをとっていく中で、患者様にとって最もご納得がいく方法で治療を進めていくようにしております。
歯を残すということを強く意識し始めたきっかけはいかがでしょうか
私の家系は歯科医師ではなく、一種の職人だったのですが、一般の人から見ると、歯科医院に行ったら、歯は残せて当たり前と考えられていることが多いです。私自身、大学を卒業した頃もそのように思っていました。歯も、身体の他の臓器と同じで、例えば指が一本無くなってしまったら非常に困るように、歯も一本無くなってしまったら非常に困ります。歯を残すことを使命とするものだと、初めから当たり前のように考えていました。
実際、多くの患者様の治療を進めていくことで、頑張れば何とか歯を残すことも出来ることもあるものだな、諦めないで治療することが非常に大切だな、と悟りました。歯を残すことが出来た患者様の中には、その後10年くらい歯が維持されたという経験をたくさん積んできたので、歯は意外と何とか残せるものなのだと、27年の治療経験から強く感じております。
歯を残すことにも残す年数を決めているケースもあると伺いました
はい、もちろん患者様の症状によっては残念ながら抜歯を免れないケースもあり、その場合の選択肢としては先ほどお伝えした方法で次のステージに治療を進めていくよう患者様とお話しをさせていただきます。ただし、どうしてもあと5年ないし10年をご自身の歯を残したいという患者様からのご要望もありまして、その場合は患者様と話し合わせていただき、こちらも最善を尽くします。その上で、一定年数まで歯を残し、その後に、再治療で
次のステージに進めていくという考え方もあります。患者様ご自身のお身体ですから、私は患者様のお考えをもとに治療を進めていくことが基本です。しっかり患者様とお話しさせていただきながら、治療の方向性を決めていきたいと思います。
最後に一言をお願いします
「歯を残す」ということを念頭に私はこれまで歯科治療に携わってきました。これからもその意識が変わることがありません。患者様には一日でも長く、ご自身の歯で食べ物を食べていただきたいですし、何よりご自身の歯に勝るものはありません。どうしても抜歯を免れたいなど、お困りの際は当院までぜひご相談をいただきたく思います。患者様それぞれに合わせた治療方針は必ず見つかります。些細なことでも構いませんので、ぜひ当院までご来院ください。
医院情報
医院名 | 大手町デンタルクリニック |
院長 | 島倉 洋造 |
略歴など | 日本歯科大学新潟歯学部卒業 |
所属など | 日本顎咬合学会 認定医 日本歯周病学会 会員 日本口腔インプラント学会 会員 日本口臭学会 会員 スタディーグループ救歯会 会員 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目5番1号 大手町ファーストスクエア ウエストタワー 1階 |
アクセス | 東京メトロ半蔵門線・大手町駅から徒歩1分 |
診療時間 | 月・火・水・木・金曜日 9:00~13:00 / 14:00~19:00 土曜日 9:00~13:00 ※最終受付は終了時刻の30分前までです。 ※土曜日の入り口は地上の日比谷通り側のみとなります。 |
休診日 | 日曜・祝祭日 |
オフィシャルサイト | https://www.ootemachi.biz/ |
電話番号 | 03-3216-2220 |